月曜日の朝、訃報が入りました😢
そして、最後のお別れに行ってきました😭
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17歳の時に門を叩き、
4年半お世話になったバレエの先生…
今日は先生の告別式に参列させていただきました
私が在籍していたのはたった4年半でしたが、
思い出はたくさん⛰⛰⛰
たった4年半の在籍で、私が今もバレエを続けているのだから、
お察しの通りトラブルがあって先生の元を離れました😅
当時の先生は、ちょうど今の私と同年代！
バレエ命の熱血先生でした
発表会を数ヶ月後に控えたある日…
いつものようにレッスンに行くと、
「今日は男性がいらっしゃる」と…😱
20歳からモデルの仕事を始めた私は、
普段のリハーサル終了時間に仕事の打ち合わせの予定を入れていました
私は男性と組んでいる訳ではなかったので、
スタジオを退室したい
そう先生に伝えると
今日は男性がいらっしゃるんだから、
男性より先に帰るなんて失礼でしょ！
強い口調でそう言われました
当時、
『リハーサル後、男性ダンサーをお見送りしてから帰宅する』
という教室の暗黙のルールのようなものがありました
現在ならば携帯電話で連絡出来るけど、
当時は連絡手段がありません
たった1度のすっぽかしが、
今回の仕事だけでなく今後の仕事に影響します
いや、今後永遠に仕事を取れる事はなくなるでしょう
私は先生のストップを押し切って、
こっそりスタジオを退室しました
無事に打ち合わせには間に合い、
私にとっては大きな仕事を獲得出来たのですが…
翌日のレッスンから、私は完全に先生から無視されました
リハーサルもほぼ自習状態…
楽しく通っていた教室は、
一瞬にして居心地の悪い場所になってしまいました
決定打は、発表会後の打ち上げの話を聞かされなかったこと！
なんて思っていたら、
と聞いてきた仲間が…
と言うと、慌てて
ゴメン！
と去って行きました
きっと来るな！という事でしょう
私だけでなく、
私と同じ役の友人たちも知らされていませんでした
この発表会後、友人たち数名とともに退会しました
理不尽にしか思えない、先生のやり方に腹を立てつつ…
その後、半年ほどバレエとは無縁な生活を送りました
バレエ界の繋がりの怖さに気付いていたので、暫くは大人しく…
そして、柵の少ないチケット制のレッスンで細く長くと…
34歳の頃、棚ぼた式に教えの仕事が舞い込んできて…
多くの生徒・保護者を一つにまとめる大変さを初めて知りました
元々子供好きなので、
幼い子供たちに関しては何のストレスもないのですが、
成人生徒や保護者は…😅
まぁ〜自分勝手な要望を、
いとも簡単に口に出してきます
中には「なるほど〜」と同感出来るものも多々あるのですが、
1人の要望を聞き入れたが最後！
「私も！ うちの子も！」と負の連鎖が起こり、
全てのルールが崩壊することでしょう
この時初めて、
理不尽だと思っていた恩師のお考えを理解できました
郷に入らば郷に従え
主宰の言うことがいつも正しいとは限りませんが、
大勢をまとめるためには必要不可欠なことなのですね〜
正直言って、私が間違っていたとは今でも思っていません
でも、仕事の打ち合わせの予定を入れる前に
リハーサルの確認をしなかった私にも非はあるのかも…😓
どちらに非があるかが問題ではなく、
教室のルールを破った事に対しては後悔の念があります
何度もそう思いましたが、
その機会はきっと訪れないでしょう
そう思っていたのですが…
同じ教室出身の先輩先生から
と誘っていただきました
演目は『ジゼル』で、
「ウィリーの人数が足りない」と…
ジゼルのウィリー！
一度はやってみたかった役です！
この機会を逃したら、
2度と出来ない役かもしれない
すぐに
と言いたかったのですが、
私が出演する事で先輩先生に大きな迷惑をかけてしまうのでは？
と即答できずにいました
私は恩師の元を去った経緯を話し、
きっと先生から何か言われるのではないでしょうか？
当時のことをどう思っているの？
主宰となってみて初めて気づいたんです！
先生を裏切るようなことをしてしまったこと、
謝罪したいです
じゃ、謝りなさい！
電話をかける事も敷居が高すぎます！
たぶんお返事はもらえないだろうけど、
一時は可愛がっていた元生徒から
お詫びの手紙をもらって怒る人はいないでしょ？
先輩先生のこの言葉で、
私は過去を詫びる手紙を書きました
何度も何度も書き直して…
後日、先輩先生から
「手紙をもらってビックリしたわよ！
『賛助出演させてもらうのだから、しっかりやりなさい』
って伝えてね」って仰ってたわよ！
そう言われました
何だか張り詰めていた糸が切れたような感じでした
先生の本音は分かりませんが、
謝罪する機会を与えてくれた先輩先生には本当に感謝です🙇♀️
そして…
先生と最後にお会いしたのは、一昨年でした
うちのゲストダンサーの発表会にご招待いただいた時、
通路を挟んだ二つ隣に先生が座っていらっしゃいました
すると先生は私に気づかれ
すっかりお姉さんになって！
と先生の方から声をかけてくださいました
『お姉さん』じゃなくて、もう『おばさん』だけどね〜😅
今のように、
大人が気軽にバレエを始めることが出来なかった時代に
17歳という遅いスタートの私を快く受け入れてくれ、
バレエの楽しさを教えてくれた先生！
今の私があるのは先生のおかげと言っても過言ではありません！
先生、本当にありがとうございます
そして、反抗してしまったこと
本当にごめんなさい😞
別荘での夜に見た、
寝ている時も踊っていた先生のお姿が忘れられません！
天国へ行っても、
ずっとバレエ一筋で踊り続けていかれることでしょう
心より、
先生のご冥福をお祈りします
そして、いち早く訃報を知らせてくれた友人に感謝🙇♀️
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