前記事で地震の話を書き…
今日は忘れられない猫にまつわる話！
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猫のおかげで帰宅難民を逃れた
普段の金曜日は午前中、自分のレッスンに行き
そのまま都心方面へ行って買い物したり
友人とランチに行ったり…
ところが
2011年3月11日（金）
この日はレッスンが終わるとすぐに帰宅しました
3匹猫の長男の具合が良くなくて、
動物病院に連れていくために直帰したのです
似たもの親子😅、出歩くのが好きな娘も
この日は猫の事が心配だったらしく
早朝のバイトが終わるとすぐに帰宅しました
遅めの昼食を終え、
さてそろそろ病院に…
と準備を始めた時でした
長年生きてきた中でも、一番か二番くらいの大きな揺れ！
玄関のドアを開け、
ビックリして奇怪な行動を起こした猫たちを探し回りました
（冷静になって考えると、なぜ猫を探したのか…？？？）
猫を病院に連れていくという予定がなかったら、
私たち親子は、間違えなく帰宅難民になっていた事でしょう
猫の具合が悪かった訳
前月の2月20日
私の誕生日でした🎂
6月に10周年記念の発表会を控え
リハーサル真っ最中の日曜日で
多くの生徒がレッスンに来ている日でした
本当にありがたい事に
生徒たちからたくさんの誕生日プレゼント🎁をいただきました
帰宅してすぐ、いただいたプレゼントをひとつひとつ開封していると…
背後で「シャッシャッ…」という謎の音！
振り返ると、愛猫シャイターンがリボンを食べているのです！
遊んでいるのではありません！ まさに食べていました！
口から出ていたリボンの先を引っ張ろうとしたけど
間に合わず…
シャイターンはリボン1本を完食🎀
様子を見ることにしましたが、
その1週間後に全く食欲がなくなり
嘔吐を繰り返すので獣医の元へ…
一番恐れていた『開腹手術』を言い渡されました😢
猫も心配だけど、手術代はもっと心配…
「手術費、いくらくらいですか？
10万を超えるようでしたら連絡ください！
私、手術跡を縫いに来ます！」
そう言ってシャイターンを預けて来たんだけど、
手術代は10万を￥6,000超えていました😓
だから、縫いに来るって言ったのに…
お腹の中から出てきたリボン🎀の長さ、
なんと１メートルもあったそうです！
ま、無事だったから10万超えも仕方ないか…
ところが…
手術跡の傷がなかなか治らず、
さらに通院が続いたのです
シャイターンの手術がなければ、
通院が続いていなかったら、
私も娘も震災の起きた時間は外出中だったでしょう
10万円で帰宅難民を逃れました
愛猫のおかげで帰宅難民を逃れました！
妹猫ライラと仲良し（他人ならぬ他猫です）
当時は後住猫2匹と仲の悪かったシャイターンですが、
この手術をきっかけに和解しました(笑)
私たちを救ってくれた上に
妹たちとも仲良くなり、
大変な手術だったけど『災い転じて…』だったかな？
3匹仲良くファンヒーター独占
虹の橋の麓
そんなシャイターンですが、
今年の4月…
私と娘が帰宅すると、
他の猫たちは出迎えてくれたのにシャイターンだけ姿を見せないのです
ま、そんなことは珍しくもないので気にしていなかったのですが…
夜になって高いところから
シャイターンが飛び降りる音がしたのに姿を見せない
しばらくして胸騒ぎを覚え
見に行くと…
息子のベッドの上でいつものように布団にもぐり
横になっていました
「いつまで寝てるんだよ！」
とシャイターンの身体を触ったら…
なんと冷たくなっていたのです(；ﾟДﾟ)
シャイターンに何が起きたのかは不明ですが
眠るように虹の橋の麓へと旅立って行ったのです😢
人間に愛されたペットたちは、亡くなると
虹の橋の麓で飼い主が来るのを気長に待っているのだそうです
シャイターンは、動物病院で保護されていた捨て猫でした
先代猫が他界した2か月後、娘と相談して引き取った猫でした
共に過ごした11年…
たった11年でしたが、たくさんの思い出を残してくれました
シャイターンがいなくなって、
しばらくは兄ちゃんをさがしていた妹たち
今は諦めた？ 理解した？
今も時々揃って一点を直視しているのは、
兄ちゃんが見守っているからなのでしょうか？
シャイ、たくさんの思い出をありがとう！
猫だって、しっかり恩返ししてくれるんだよ～😅
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