Ballet

バレエ教室を選ぶポイントは?

 

お子さんにバレエを習わせる時、

教室選びはどのようにしていますか?

 

 

 

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おそらく、多くの…

いや、殆どの方が「自宅から近いところ」

ではないでしょうか?

 

たまたま近所にいい先生がいればラッキーですが…

 

利便性から考えると「ごもっとも」という選択ですが、

お子さんの将来を左右する選択であるという事を

念頭に置いておいてくださいね〜

趣味の大人の方も同じですよ!

 

 

 

 

バレエ教室を選ぶ際のポイントは?

 

どこの教室でも見学は可能だと思います。

 

私がお薦めする講師は、以下のような講師です。

見学した際、注意して見てください

 

 

① 完璧なターンアウト(脚を外側に向け開く)を求めない

 

ターンアウトは時間を掛けて訓練する必要があります。

 

無理矢理なターンアウトは膝関節を痛め、

出っ尻になり腰をも痛めます。

 

レッスンを重ねていかないと

股関節からターンアウトする事は困難です。

 

お尻を振ってまで足首を真横に開いている人を見かけますが、

そんな状態でレッスンしていても、なんのメリットもありません。

 

それどころか、デメリット大です!

 

だいたい、ターンアウトは股関節を回転させた結果です

 

膝の下でターンアウトしている良くない例

 

生徒さんたちは知らずにやっている可能性もあるので、

それを静止しない講師はあまりお勧めできません

 

 

 

② 受講生の身体を触って直す

 

言葉だけで指導されても、そこから上達する事は皆無です。

 

今まで眠っていた身体の筋肉を使うのですから、

講師が正しく導く必要があります。

 

たとえ上級生徒であっても、いや上級生徒こそその必要があります。

 

生徒さんの身体に触れ、

丁寧な説明とともに正しいポジションに導いている講師がお薦めです。

 

私は時々、生徒たちの身体に触れず

本人が自分で正しい位置に持っていくのを待ったりもしますが…

 

 

③ 講師がきちんとデモンストレーションする

 

最初は真似からスタートです。

 

目の前で講師の動きを見て、真似て上達していくものです。

 

講師にも良い癖と悪い癖、得手不得手がありますが、

「だから見本は見せない」ではなく、細部にわたって注意しながら

デモンストレーションしてくれる講師を選ぶべきです。

 

 

 

④ 厳しいだけでなく、楽しいレッスン

 

バレエを習ったからと言って、全員がプロを目指す訳ではありませんし、

例えプロを目指すとしてもレッスンが楽しくなかったら

『バレエは苦痛なもの』になってしまいます。

 

ただでさえ、スタジオ内には緊迫した空気が流れがちです。

 

講師がその空気のままでレッスンを続けると、

調子が良くなくて上手く出来ない時にはモチベーションも下がってしまいます。

 

 

 

どうせやるのなら、楽しめる雰囲気の方が良いですよね。

 

 

 

 

こんな講師は避けるべき

 

これ言っちゃうと批判めいてきてしまうのですが、

「私だったら、こんな先生のレッスンには行かない」

っていう私感の例をあげます

 

 

① 気分にムラがある・相手によって態度を変える

 

講師も人間だから、機嫌の良い時も悪い時もあるんです

 

でも、それを表に出すのはNGだと…

 

 

私はレッスン前、わざとテンションを抑えています

 

その理由は、私のテンションが高いと、

子供たちはその倍以上にテンションを上げてしまいます

 

これからレッスンという時に不要ですよね?

 

ただでさえ集中力のない子が増えてきているので、

レッスンに集中させるために敢えてそうしています

 

 

 

② 筋肉や骨の名前で説明している

 

「骨盤底を引き上げて…」みたいな事を言われて、

ピンときますか?

 

骨盤底がどこなのか、それを引き上げる感覚がどうなのか

という説明まで細かくしてくれる講師であれば問題なのですが、

そういう説明をする講師の殆どが、

専門書などを読んだ知識で、説明できる人は少ないでしょう

 

 

 

 

③ 一般的に使われている言葉でしか説明しない

 

これはある程度のバレエ経験がないと判別できないのですが、

「引き上げて」「土踏まず上げて」「つま先伸ばして」

などがこれに当てはまります

 

引き上げの意味、土踏まずを上げる方法、つま先の伸ばし方を

きちんと説明・指導した上で言っているのならOKですが、

ただ単に「引き上げて」と言うと

肩を上げて身体を固めてしまいがちだし、

「土踏まず上げて」と言うと

親指を踏む事をしなくなるし、

「つま先伸ばして」と言うと

タンジュの途中から足裏を使わなくなり

つま先を伸ばすことに焦点化してしまい、

大腿四頭筋を固めてしまいます

 

 

 

 

 

他人に伝える難しさは日々痛感していますが、

習う側も常に疑問を持ってレッスンを受ける事をお勧めします

 

 

どんな疑問?

 

どうやったらアレグロが得意になる?

どうやったら腕が長く見える?

どうやったらうまく回転できる?

 

不得意な理由、実は簡単なのです

 

自分のやり方に、常に疑問を持ち続けてみて下さい

 

 

 

 

バレエは長い年月をかけて習得していくものです。

 

基盤がしっかりしていれば高く積み重なっていくけれど、

そうでなかったら崩れてしまう積み木のようなものです。

 

見極めるのは難しいことなのですが、ぜひ参考にしてください。

 

 

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