素直が大事!
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遠回りはあっても、近道はない!
きっと何事も同じではないかと思うのですが、
バレエの場合は顕著に現れますよね~
私自身は、遠回りを繰り返してきました
そもそもバレエを始めたのが
人よりも遅いのですが、
それでも運動神経の良さ・
持って生まれたバレエ向きの骨格・
そして音楽を勉強してきた事で鍛えられた
音感・リズム感が人よりも長けていたために
最初からなんとなく出来てしまい…
もちろん、動きだけの話ですよ
バレエを始めて一年後には、
ほぼどんな動きもこなしていました。
当時思っていたのは「何でこんな簡単な事、
みんな何年もかけて練習してるの?」
「バレエ歴浅いのに、
そんなに動けちゃうなんて凄いね~」
よく言われました。
今考えると
「バレエの動きじゃないけど…」
「下手くそだけど…」
というような続きがあったのでしょうね😅
開眼させられたのは、出産・育児が一段落して
バレエ復帰した時でした。
その時の先生に、「そんなに動けるのに、
なんできちんとやらないの?」
と言われました。
まぁその時は「何言ってるの、この先生?」って
批判的に受け取り、
態度も反抗的だったと思います。
気付いたのは、友人に誘われて行った
プロのダンサーや先生たちが通う
オープンクラスでした。
同じことをやっているはずなのに、全然違う!
「一体、何が違うの?」
この疑問を抱いた時から、
私の中の考えが一転しました。
それまでの私に、教わる体制はなかったと…
そんな頃に観たのが、
前記事で書いた由理恵先生でした。
http://masami-ballet.tokyo/masami-38/
どうすれば、こんな風に踊れるの?
探求し始め、
教えてくれる先生を求めるようになりました。
ところが…
そんな先生、なかなかいないんですよね〜😅
今だから分かる事!
日本は、バレエを教えるのに資格を要しない
よって、先生の指導力はピンキリ!
それを素人が判断するのは困難、
いや不可能です。
私が今まで出会った先生方、
大きく分類して4パターンです。
① 自身の体験・体感から、
きちんとした使い方を妥協せず指導する人
② 正しい使い方を体感して知っているが、
他人にそれを求めない人
③ 正しい使い方を体感していない、
もしくは知らないけど、解剖学など
理論的な事に詳しい人
④ 単にバレエのパが出来るようになればOK
と思っている、受け売りだけで指導する人
それぞれ皆、立派なバレエ講師ですよ😅
あなたなら、どの先生を選びますか?
当時の私にはそれを見抜く力がなかったので、
今となっては私が
どのタイプの先生に教わっていたのか?
おそらく、②か③だったと思います。
さて、今度は受ける側!
つまり、今この記事を読んでいる
貴方・貴女です。
昔の私のように、「私は出来ている!」とか
振りを間違えなかったことに
喜びを感じてはいませんか?
そんな事、
どうでもいい事なんですよ!
振りを完璧に踊るのは舞台上だけで十分!
ま、間違えない方がいいけど…
「出来た!」
これは一生ないのでは?
ある時、由理恵先生とこんな会話をしました。
私も「もうやめようかな~」って思うと、気づいちゃう事があるのよ
気付いたら「もう少し…」って思うじゃない?
先生運がなかったのではなく、もしかしたら…
私に足りなかったのは、この果てしない向上心?
それと、受け入れてやってみるという素直さ?
素直な気持ちで、
常に向上心を持ってレッスンに臨むと、
良い指導者はそれを見抜いて
良いアドバイスをくれます。
私の周りでは、ごく僅かですが…
先に書いた②の指導者について補足すると、
受講者に素直な態度が見られないのに、
『懸命に指導するのはバカらしい』
(アドバイスしたところで
変わろうとしないなら、言っても無駄!)
と思われてしまいます。
追記:③と④のタイプは論外(笑)
上達しないのは先生の指導力だけではなく、
あなた自身の態度かもしれませんよ!
良きバレエ指導者の皆様
もしかしたら「向上心がない」
「素直に言う事を聞かない」のではなく、
昔の私のように
知らないから、気づいていないから
「これでいい!」
と思っているのかもしれません!
本当は物凄い向上心の持ち主かもしれませんよ〜
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